Yukikiです!
今回の記事は【職場に掛けてきた不動産投資の悪徳勧誘電話のやり取り公開】です。
悪徳な勧誘を何度も受けた経験がありますが、ついに面会まで行ってみました。
面会に至るまでの流れと悪徳勧誘電話のやり取りを公開します。
- 勧誘を断り切れない方
- 既に保険・投資の勧誘を受けアポを取られてしまった方
- 悪徳勧誘の手法を知りたい方
では早速、面会を受けるに至る流れから詳細に伝えていきます。
Contents
悪徳な投資勧誘の手口と面会に至るまで
今まで、私は以下4通りの勧誘営業を経験しました。
悪徳な投資勧誘パターン
これら4つが悪徳な勧誘が来る“決まりパターン”です。
- 駅でアンケートを装い、投資へと誘導
- 居住地である社員寮に直接無差別訪問
- 携帯電話に直接見知らぬ番号からの投資勧誘
- 職場に業務時間中に個人宛に電話で勧誘
今まで、駅前アンケートや居住地への訪問、携帯への直電などの投資勧誘は拒絶してきました。
しかし、4つ目の職場へ業務時間中に個人宛で勧誘は見過ごすことができませんでしたので、今回面会に至りました。
職場に業務時間中に個人宛の電話
今の世の中では様々な所から個人情報は洩れるものです。
SNSやショッピングに登録している個人情報が一部漏れた、というニュースがたびたびあります。
これら個人情報が業者に伝われば、リスト化され、勧誘の危機に晒されることになります。
今回、私は職場への業務時間中の個人宛の電話を受けました。
それなりに大きな某不動産会社からでした。
こちらの企業の社宅の位置まで把握していたので、恐らくほかの社員も毒牙に掛かっているものと思います。
念のため、対策として人事に報告し、相手側にも職場への個人宛の勧誘に対して警告しました。
悪徳勧誘との電話内容
職場へ個人宛の勧誘を行ってきた某不動産会社との電話内容を詳細に解説します。
アポ取りまではかなり早い
私の職場へ個人宛の勧誘電話が掛かってきました。
しかしながら、業務時間中でしたので仕事関連の話かと思い、丁寧に対応をしていました。
すると「御社で御贔屓にさせて頂いてる保険年金のお話」だということでした。
確かに弊社では、大手保険会社の営業の方が許可を貰って、お昼休みに直接会社敷地内でのサービス紹介をしています。
でも、明らかに業務時間中に職場への個人宛の勧誘でしたので、“悪徳業者”であると判断しました。
ただ、既に個人情報が洩れていること、いい機会なので面会までの体験をしてみたかったこと、もあり話を受けてみることに。
「保険年金の話です~。一度お時間を頂きお話しさせてください」という流れでアポ取りまでは尋常じゃない速さでした。
了承した後は「資料作成のため、年齢や年収、あとは住所から面会する場所~。」という流れでした。
個人情報に関しては既に漏れているでしょうが、提供するのは拒絶させてもらいました。
電話勧誘の流れ
- 職場への個人宛の勧誘(業務時間内)
- 御社で御贔屓にさせて頂いてるサービスを匂わせる
- お時間を頂いて…。の流れで即アポ取り
- 資料作成のための個人情報抜き取り
悪徳勧誘に対する質問とその応答
ただアポを取られただけではありません。
面会する約束を取り付けた後は、少し反発して見ました。
Q. 個人情報はちなみにどこから入手されましたか?
A. 企業名簿というものがありまして~…。
企業名簿はどうやら不動産系会社等で売り買いされて、出回っているらしくあくまで合法的なものの様。
調べてみると、確かに合法的な流通ルートもあり、対策は打てなさそうでした。
不動産会社から入手元を聞き出し、流通を止めるように言うことも可能ですが、既に出回っている場合には効果は薄いです。
Q. 年金保険とは具体的には何を?
A. 不動産投資です。
基本的に悪徳勧誘に多いのが、不動産投資で特にマンション投資です。
不動産投資に対する知識があれば別かもしれませんが、巨額の投資を回収するのに長期的なスパンで考える必要があるマンション投資は初心者にはオススメできません。
Q. 既に株式投資など資産形成は行っていますが、不動産投資を行うメリットは?
A. 不動産投資の優位性をご理解いただき、資産の一部を不動産投資に…。
あまり答えになっていなかったので、「リスクの大きい不動産投資をするメリットが薄いのですが…。」と言ってみました。
すると「不動産の価値は上昇しており…。」という回答。
Q. 日本は人口減少にあり、経済成長も見込めませんが、不動産に優位性はあるのですか?
A. 人口減少している最中、東京は世界で4番目の都市であり、不動産の価値は上がっているでしょう?
今はそうだろうけど、将来的には厳しいんじゃないか、と食いつくと…。
「それは不動産を持つ場所によります」との回答。
いや、そりゃそうだけど、それをいったら株式も同じじゃん。と思いつついろいろ尋ねるも…。
「それは場所によりますよね?」との一点張り。
Q. 巨額の投資をしてまで、不動産投資を行うメリットが薄い。株式投資の方が…。
A. 企業は多額の融資を受けて、利益を出し、ビジネスしていますよね?その方が効率的なのを成功者は知っています。
確かに、と思わされる回答かもしれませんが、冷静に考えてみてください。
今ある企業はある種、既にビジネスとして成功を勝ち取ったから存在しているのです。
その裏には、それより多くの屍が転がっており、借金を背負って倒産する可能性の方がはるかに高いのです。
ポイント
5年で60%、10年で90%が起業した場合の倒産率です。
つまり相手側の謳い文句をしっかり当てはめるなら、損する確率の方が高いですと言ってるようなもの。
何も知らなければ確かに、と靡いてしまうかもしれませんが、上手い話には確実に裏があります。
ただ、向こうはこの業界のプロなので、さすがに言い負かすのは無理でした。
が、反発しているとさすがに不機嫌な態度を垣間見せてきますので、営業でこの態度は大丈夫なのか?と。
基本的には「不動産の事を知ればやらない手はない。お前が知らないだけだ。」というスタンスで会話が進められます。
実際に勧誘電話が来たときの対処
私は興味本位で面会まで受けてみましたが、実際に勧誘電話が来たらどうするべきでしょうか。
勧誘電話は断固拒絶
勧誘電話への対策は拒絶、以外にありません。
- 知らぬ番号から電話を受けない
- 投資勧誘と分かったらすぐに拒絶して切断。
- アポを取られてしまっても、冷静になってキャンセル。
食い下がってくるかもしれませんが、こちらは客側ですので、無礼を働いてもOK。
それぐらいの強い気持ちで拒絶の意思を見せるのが良いでしょう。
相手は契約を得ることしか頭にない
基本的に投資の勧誘なんてのは受ける方はナンセンスです。
ポイント
相手方も契約による成果報酬欲しさに必死に営業している人が殆ど。
慈善事業ではないので、契約による会社の恩恵があってこそ。
契約者が成功しようが、失敗しようが、そこは自己責任の世界です。
ただし、その手のプロに勧誘されればメリットで頭がいっぱいになり安易に契約する人が絶えないのでしょう。
自助努力が必要な世の中ではありますが、投資は余剰金でやるのがベスト。
巨額の初期投資を、ローンを背負ってまで投資はやるものではありません。
そこまでいけば一種の賭けであると、ご理解してください。
次はコチラの記事から面会編です。